旧暦には2月30日があり、1年が13か月の時もある
- 2018/02/15
- Thu
旧暦とは
旧暦は、月の満ち欠けの周期が基準となっている暦で、新月の時が常に一日となる。月の満ち欠けのサイクルは約29.5日のため、そのズレを調整するために、29日で終わる小の月と、30日で終わる大の月を組み合わせて1年とする。
■旧暦に31日はないが、 2月には30日がある。
また、 閏月(うるうづき)が挿入された年は一年が13か月となる。
直近では2012年の和暦3月と4月の間に閏3月が、2014年旧暦9月と10月の間に閏9月が挿入された。
閏月の例
日本では明治5 (1872) 年 12月3日を明治6年 (1873) 1月1日とし、グレゴリオ暦が採用された。
それ以前の 太陰太陽暦を今日では旧暦という。
朔(さく)(新月)を含む日を各月の第1日とし、 二十四節気のうち一つおきにとった中気によって何月かを決めた。
太陽暦においては現行のグレゴリオ暦に対してユリウス暦のことを旧暦という場合もある。
したがって、旧暦=太陰太陽暦というわけではない。
※旧暦 2月30日の例 平成30年4月(卯月うづき)
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※旧暦 閏月の例(2012年の和暦3月と4月の間) | ※旧暦 閏月の例(2014年旧暦9月と10月の間) |
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二十四節気
太陰太陽暦においては月名を決定し、季節とのずれを調整するための指標として使われる。 12の節気と12の中気が交互に配された二十四節気に対し、各月の朔日(1日)前後に対応する節気が来るよう、月名を定めている。 |
(日本文化いろは事典の解説)より
二十四節気とは、節分を基準に1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のことで、1ヶ月の前半を「節」、後半を「中」と言います。
その区分点となる日に季節を表すのにふさわしい春・夏・秋・冬などの名称を付けました。
■閏月(うるうづき / じゅんげつ)とは、太陰太陽暦において加えられる「月」のこと。これによって一年が13か月となる。
太陰暦は、空の月の欠けているのが満ちそして再び欠けるまでを「一か月」とし、それを12回繰り返すことで12ヶ月すなわち「一年」としている。
しかしこの月の満ち欠け(平均朔望月=約29.530 589日)による12ヶ月は約354.3671日であり、太陽暦の一年(約365.2422日)とくらべて約11日ほど短いので、この太陰暦をこのまま使い続けると暦と実際の季節が大幅にずれてしまう。このずれは11×3=33日つまり3年間で1か月分ほどになる。
そこで太陰太陽暦ではこの太陰暦の12ヶ月に、約3年に一度、1ヶ月を加え13ヶ月とし、季節とのずれをなるべく少なくする調整をする。この挿入された月を「閏月」という。
閏月の例
■太陰太陽暦(たいいんたいようれき、英: luni-solar calendar)とは、太陰暦を基とするが、太陽の動きも参考にして閏月を入れ、月日を定める暦(暦法)のこと。
■太陰暦とは、月の満ち欠けの周期を基にした暦(暦法)。その周期を朔望月といい、1朔望月を1月とする。
「太陰」は「(天体の)月」の意味である。陰暦(いんれき)とも言われる。
旧暦から六曜を求める方法
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