ゆきゆきて酷道319号
ところで、四国には国道439号に匹敵する酷道が他にもありました。
それは香川県坂出市から徳島県三好市を経由して、愛媛県四国中央市に至る国道319号です。
何でNHKの特番名をもじったタイトルにしたかは、以下をお読みになっていただければお解りになります(^^)
午後3時に別子銅山東平を後にし帰路につきました。
東平から山道を別子ラインまで下っていると道の狭まっているところで対向車に出会い、バックしてサイドミラーを折り畳み、やっとの事で行き違うことが出来ました。
そして、別子ラインから金砂湖経由で高速道路に入ることにしました。
この経路なら楽々午後5時には帰宅できるでしょう。
別子ラインを過ぎてどんどん山の上に登り、大永山トンネルをぬけてしばらく行くと「旧別子銅山跡入口」と書いた標識が目にとまりました。
旧別子銅山案内図です。
車の通れる道は無く、ここが登山口になります。東平は山の向こうになります。
登山道入口の説明板によると、旧別子とは過去に繁栄した別子銅山の跡と言った意味で、元禄時代から大正5年まで225年にわたる間の無数の産業遺跡が眠っているそうです。
足に自信のある方は、トレッキングにチャレンジしてみて下さいね(^^)
さらに新宮向けて走っていると、こんなに美しいダム湖がありました。
地図を見てみると法皇湖と出ていました。癒やされる風景ですよね(^^)
そしてさらに東進していると金砂湖に出ました。
金砂湖に架かった平野橋の南口から国道319号に入り新宮を目指します。
実はこの判断が、帰宅時間を大きく遅らすことになるのです。
国道319号は急に狭くなり、林道の様相を示すようになりました。
右の写真の先はまだ道が狭まっていて、道路幅が2m位の所もありました。
やっと新宮ダムに架かった「せんりゅう橋」に着きました。
このあたりは道幅も広く、新宮ICまでは楽々行けると思ったのですがこれが大間違いでした。
ここから切堀トンネル南口まで酷い山道で、道路幅も狭くカーブ・カーブの連続でございました。
正に酷道319号です。
やっと新宮で国道319号とお別れし、土佐北街道に入るとすぐに新宮ICに着きました。
周りに人家はほとんど無く、なんでこんな寂しい所にインターチェンジを作ったのでしょうね。
酷道329号の山岳ドライブで疲れたので、高知道の立川PAで少し休憩することにしました。
おっ!オートバイが何台も停まっちゅう。
何とオートバイは全て名車ハーレーでした。
ハーレー軍団の皆さんは全員がアラカンと思しき方々で、屋外店舗の前のベンチで楽しそうに談笑していました。
ところでこのハーレー、一体いくらするんでしょうね(^^)
ハーレーを買うことの出来ない庶民のワタクシが買ったのは、ハーレー軍団と同じく名物の立川バーベキューでございます。
うんまいっ!
柔らかくジューシーな牛肉、甘いたまねぎ、スパイシーな調味料。炭火で焼いた本物のバーベキューは絶品でございました(^^)
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