かて日記-あにめな生活-
文学少女OVA メモワール&劇場版 視聴感想
文学少女OVA メモワール&劇場版 視聴感想
「僕はあの日、木蓮の木の下で、彼女に出会ってしまった」
ごらんのとおりの"文学少女"です。
事前の予備知識なし。
タイトルからして、文学好きの大人しい少女が窓辺で物静かに読書し、
本を通じて様々な出会いを繰り広げていく青春文学ストーリーだと想像していました。
第1巻を視聴してびっくり。
本を・・・食ってる・・・!
1巻のヒロインであり、本編のヒロインでもある天野遠子。
まさに本を味見しているという。。おおぅ、センセーショナルっ
本の端をちぎって食べるのはどうかと思いますがw
好きな書物について饒舌に語る姿は、ああ本好きなんだなぁと。
本を食べるし表情豊かで明るい性格で黒髪ロング美人だし、花澤香菜だしで直ぐにお気に入りのキャラに。
本好きの女性といえばRODの読子さん。本好きの変人という所は近い雰囲気。
まったく、ビブリオマニアというのはわけがわからないよ
1巻の最後に遠子は、井上心葉という少年と運命の出会いをします。
1巻の時点で遠子を中心に話が進むと思っていたのですが、2巻を見てまたもびっくり!
2巻のヒロイン・朝倉美羽が病んでいらっしゃる
ヤンデレと言えば聞こえはいいですが(ねーよ)、幼馴染みの心葉を独占したい為に及ぶ行為が…もう、ね
マイユア( 『Myself;Yourself』)的なあれです。
3巻のヒロイン・琴吹ななせは心葉に恋する普通の乙女で、自分は「文学少女・・・なのか?」と微妙な気持ちになりました。
そして劇場版。
「2巻・3巻の文学っぽくない文学少女は必要なかったんじゃ…」と思った自分でしたが、劇場版を見て考えを改めました。
2巻・3巻あっての劇場版なのだなと。
主軸は心葉のトラウマを巡る話で、中~終盤はサスペンスな展開。
1人の文学少年が3人の文学少女との出会いを経て、再び前へ進もうとする流れは感動的です。
好きな人に「好き」と、想いを伝える為に物語を書いた
好きな人に「好き」と、想いを伝える為に物語を書く
素晴らしく美しい『心』だと思いました。
劇場版を見終えたあとに1巻を見返すと、色々分かって面白い。2度美味しい!本もぐもぐ!!
文学少年と文学少女の描く、淡いラブストーリーの行方
是非ごらんになっては如何でしょうか、皆様方。
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