007黄金銃を持つ男dvd2
原題:The Man with the Golden Gun

監督:ガイ・ハミルトン

製作総指揮:

製作:ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ

脚本:リチャード・メイボーム、トム・マンキーウィッツ

主演:ロジャー・ムーア

共演:クリストファー・リー、ブリット・エクランド、モード・アダムス

原作:イアン・フレミング

音楽:ジョン・バリー  主題歌:ルル

英・米・配給:ユナイテッド 1974年 124


★ストーリー

“黄金銃を持つ男”と言われる一流の殺し屋スカラマンガに、英国情報部員ジェームズ・ボンドの暗殺指令が下った。それを察知した英国情報部は、ボンドの安全をはかるため一時的に解任する。だがボンドは、スカラマンガと対決するため、彼のひそむ中国の孤島へと飛ぶ・・・。




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☆映画総評

現在から41年も前に製作された007シリーズであり、言わずと知れたイギリスのスパイこと英国情報部員(MI6)の気障で洒落っ気とユーモアがあり、タキシードが似合い、当然!世界の女性から必ずと言ってイイほどモテる、イギリス男性が世界で一番セクシーでイイ男だぜ!を絵に描いたようなプレイボーイがジェームズ・ボンドなんですね。しかし、イギリスや欧米に、同姓同名?の本名ジェームズ・ボンドがいたら、結構いじられたり、大変な人生を歩むだろうけど、映画から飛び出したほどのクリソツだったら、心配ご無用って感じかな。


007黄金銃を持つ男2
 今回の敵役ことスカラマンガ役のクリストファー・リー!元祖?天然色カラ―映画時代の吸血鬼ドラキュラ伯爵である。 







で、今回の「007黄金銃を持つ男」は出ましたオリエンタル漂うタイを舞台に、1970年当時のタイの発展途上国ブリを隈なく伝えてくれて、勉強になるし、あの頃の欧米人、白人達はアジア圏に対しては相当!上目線?白人至上主義な感覚が当たり前!で、黄色人種は黄色いサル状態!に目に映っていたのでしょう。ですから、昨今では映画・ドラマでは表現しなくなった小人を出演させての物語展開が、結構!安易にやらかしています。


007黄金銃を持つ男16
タイの元祖女子高生空手ガール!しかし、1974年当時のタイの女優達は酷いルックスです。そして今ではギャグ状態なロジャー・ムーアの空手の構えです。ほんと恥しい!

そして、この007映画ほどコミカルと言うか!ボンドガールは間抜け?だし、ボンドの敵役のなんか規模が小さいし、緊張感が殆ど無い演出や、ハラハラドキドキ感が殆ど無い1対1の決闘シーンには41年前の映画とは言えひっくり返る作品です。ま、こんな間抜けな映画になっているけど、007役のロジャー・ムーアの人柄が今までの007でも断トツにイイから、なんか許せてしまう。そんな007シリーズが日本で言う「男はつらいよ」の渥美清的な存在になった、ある意味記念碑的な作品と言う事で、大目に観ようではあ~りませんか。

007黄金銃を持つ男13
のどかなタイの田舎な川に作ってしまった計算された中返りの壊れた橋!もはや模型状態ですが、カースタントをやったんでしょうね!


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車の屋根に翼を付けた車型プロペラ飛行機?当然!実際には飛んではい無く、模型でした。

007黄金銃を持つ男18
敵地に乗り込んだボンドに懇切丁寧に悪の組織の工場基地見学説明をかって出るスカラマンガ!もはやどこぞやの工場長にしか見えません。

007黄金銃を持つ男14
敵の相棒?単なる召使?1970年代までは小人俳優を使って演出する映画製作がありましたが、今現在では殆ど見ない光景です。この頃は白人至上主義?な、世相が世界で漂っていたのでしょうか?

007黄金銃を持つ男8
何とものどかな決闘シーン!黄金銃ってこれのことですか?映画内では確か太陽光を集めた大型ビーム砲を黄金銃と説明していたような・・・

007黄金銃を持つ男20
ボンドガール最強の天然おバカ嬢です。この格好でお尻で太陽光ビーム作動装置をポチッと押してしまいます。ボンド危うし!はボンドガールのせいの巻!

007黄金銃を持つ男5
ボンドガールとボンドの番宣!集合写真!なんか皆さん、やらされている感がひしひしと伝わってきます。

007黄金銃を持つ男6
序でに撮った感!たっぷりの小人とボンドガール!ま、サービスカットって奴です。

007黄金銃を持つ男21
お決まりの007ラストシーンは、ボンドガールとの濡れ場で終劇なんですが、やっぱり今回の007ほど、グダグダな作品も無かったような、そんな感じでした。余談ですが、主題歌も全くヒットしませんでした。


▲「007黄金銃を持つ男」ルル